タトゥーのアフターケアについて
タトゥーは、皮膚に微細な損傷を与える施術であり、アフターケアは治癒の質と仕上がりの精度を左右する重要な工程です。
ここでは、施術後の皮膚反応と推奨されるケア方法を、専門的な視点から整理して解説します。
1. 施術当日〜24時間以内|初期反応期(Acute Phase)
施術直後の皮膚は、表皮〜真皮に微小な損傷を負った“新鮮創”の状態です。
スタジオで貼付したフィルムやガーゼは、指定時間までそのまま保持してください。
除去後は、ぬるま湯で血液・インク残渣を洗い流し、清潔なタオルで軽く圧迫しながら水分を吸収します。
注意点
こすり洗い・熱湯は炎症反応を助長します 洗浄剤は低刺激または使用しない方が無難
2. 保湿と皮膚バリア保護|再生期(Regeneration Phase)
乾燥は治癒遅延の大きな要因です。
アーティストが指定する軟膏やクリームを薄く均一に塗布し、皮膚のバリア機能を補助します。
ポイント
厚塗りは毛孔閉塞・発赤の原因 1日2〜3回、皮膚の状態を見ながら調整 摩擦の多い部位は特に慎重にケア
3. 入浴・運動・発汗の管理
過剰な水分・熱・摩擦は炎症の悪化や色素の定着不良を招きます。
控えるべき行為(通常1〜2週間)
長湯・温泉・サウナ・岩盤浴 激しい運動や大量発汗を伴う活動 血行が急激に上昇する行為
シャワーは短時間であれば問題ありません。
4. 皮むけ・かゆみの出現期|剥離期(Peeling Phase)
この時期は表皮が新しい細胞へ置き換わる自然な状態です。
皮膚が薄く剥離する・粉状の落屑が見られることがありますが、絶対に剥がさないでください。
無理に触れると、
色素の脱落 不均一な治癒 二次的な炎症 につながることがあります。
5. 紫外線管理|色素保持の長期戦略
紫外線はタトゥー色素を分解し、退色を早めます。
治癒が落ち着いてからは、SPF値の高い日焼け止めの継続的な使用が推奨されます。
特にカラータトゥーは影響を受けやすいため、紫外線対策は必須と考えてください。
6. 受診・相談の目安
以下の症状がある場合は、速やかにスタジオまたは医療機関へ相談してください。
発赤・熱感が数日間持続 黄〜緑色の浸出液が増える 皮膚の強い痛みが治まらない 広範囲の色素脱落が見られる
7. 正しいケアが“作品の寿命”を左右する
タトゥーの完成度は、技術 × 適切なアフターケアで成り立ちます。
治癒プロセスを理解し、肌の状態に合わせた管理を行うことで、色持ち・ラインの精度・透明感のある仕上がりが長期間維持されます。
8. 完治後のご報告について(おねがい)
タトゥーがきれいに治った頃に、
仕上がりのお写真を送っていただけるととても嬉しいです。
実際の治り方を確認できるのは、私たちアーティストにとっても大切で、
次のデザインや施術のクオリティ向上にもつながります。
もちろん強制ではありません。
「いい感じに治ったよ〜」と一枚送っていただけたら、とても励みになります。
気になる点やお困りの事がありましたら、担当アーティストに直接連絡頂ければ状況に応じたケアを推進致しますのでお気軽にお声掛けください。
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